日中社会学会長:陳立行
日中社会学会事務局:南裕子
事業担当責任者:宋金文(北京日本学研究中心)
首藤明和(日中社会学会)

日中社会学会・北京日本学研究中心共催
国際交流基金「知的交流会議助成プログラム」

第2回・国際円卓会議
「東日本大震災とその後――災害・復興・防災の日中比較を通じた新しい社会の模索」
Groping a New Social System after East Japan Earthquake- Dialogue Series between Japan and China

《報告者募集》のお知らせ

日中社会学会は北京日本学研究センターとの共催で、災害・復興・防災の日中比較を通じて、新しい社会を模索する国際円卓会議を開催します。
本会議は、独立行政法人・国際交流基金の助成を得て実施するものです。

〇開催の目的

(1)阪神震災、四川大地震、東日本大震災における災害・復興・防災の日中比較を、さまざまなアクターに着目しながらおこない、特に、ソーシャル・キャピタル(信頼・規範・ネットワーク)の役割や、グローバル社会でのリスク管理について、新たな知見を提供する。
(2)研究成果を積極的に社会へ還元する。会議で発表された成果は、その後、報告集としてまとめ、中国語で中国において出版する。
(3)未曽有の大災害の経験を無にしないため、生命の尊重と持続的発展という人類にとって普遍的な価値を明確にした日中相互理解の枠組み作りを進める。その中心的担い手を育成するための日中のネットワークづくりをおこなっていく。

〇共通論題
「東日本大震災とソーシャル・キャピタル――信頼・規範・ネットワークの視点から」

〇開催日時
・2011年12月24日、9:00~16:00

〇開催場所
・北京日本学研究中心(北京外国語大学)

〇使用言語
・日本語(中国語の場合は通訳が入ります)

「報告者・募集要領」

(1)報告者募集人数

・2名程度(日本国内の日中社会学会会員)
・2名程度(中国国内の日中社会学会会員)

予算や会議時間の都合などがございますので、応募者が募集人数を超えた場合には、事業担当者のほうで選考をいたします。あらかじめご了承下さい。

(2)以下のような内容に関連する報告を募集いたします

・阪神震災、四川大地震、東日本大震災などを題材とした、災害・復興・防災などにかかわる日中比較考察
・災害・復興・防災などにかかわる、ソーシャル・キャピタル(信頼・規範・ネットワーク等)の役割についての考察
・東日本大震災での現地調査に基づく報告

(3)報告を希望される方は、下記の事項についてご連絡ください。

・氏名
・所属
・連絡先(メールアドレス、住所、電話番号)
・報告タイトル
・報告要旨(400字~800字程度)

(4)連絡先

・事業担当責任者(首藤明和)へ、Eメールでのご連絡をお願いいたします。
・E-mail: shuto@hyogo-u.ac.jp

・万が一、Eメールでのご連絡がつかない場合は、以下の連絡先にお願いいたします。
・電話・FAX:0795-44-2165(大学研究室)
・住所:〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1 兵庫教育大学 首藤明和研究室

(5)旅費・宿泊費・食費の支給について

・国際交流基金の規定に基づき、旅費および日当(北京2泊3日分)が支給されます。

(6)報告成果の出版

・報告いただいたものは、報告集として本にまとめ、中国において中国語で出版します。
(執筆要領については、後日、お知らせします)

(7)応募締切日

・11月20日

その他、ご不明な点につきましては、首藤までお問い合わせ下さい。
shuto@hyogo-u.ac.jp
までお願いいたします。